top of page

里親って知ってる? ~親と暮らせないこどもたちの今~

2018年12月2日(日)

 大阪市立 男女共同参画センター・子育て活動支援館(クレオ大阪子育て館)において、大阪市里親会主催のシンポジウム「里親って知ってる?~親と暮らせないこどもたちの今~」が開催されました。

 現在、病気や経済的困窮等さまざまな事情により家庭を離れて生活しなければならない子どもたちが、大阪市内に約1200人いるそうです。こういった現状を踏まえ、そういう子どもたちをご自身のご家庭に引き受けて深い愛情と正しい理解を持って育ててくださる里親さんをもっと広げようという企画です。

 シンポジウム第一部において、私たち大阪弁護士会子どもの権利委員会有志は、虐待の態様、児童相談所による一時保護、虐待が子どもたちに対して与える影響や里親制度等について解説を行うため、親と暮らせず里親さんのご家庭で暮らす子どもの人生の一部をわかりやすいストーリー仕立てにして、寸劇「子どもたちにあたたかい家庭を」を披露しました。

 シンポジウム第二部においては、既に里親として子どもを預かったご経験のある方や、これから里親として子どもを預かってみることにご興味のある方と、グループトークを行いました。

 生い立ちが不遇なお子さんたちを育て直す里親さんたちには、大変なご苦労が伴う反面、お子さんたちの成長を間近で見ているとやりがいも大きいだろうと感じました。

 里親制度にご興味のある方は、ぜひ、児童相談所(大阪市はこども相談センター)までご連絡ください。よろしくお願いいたします。




最新記事

すべて表示

弁護士登録をして以降、児童や家庭、高齢の方、障害のある方、低所得の方に対する支援等社会福祉の分野との接点が多くありました。 そのような実務経験の影響により、第35回社会福祉士国家試験を受験することを決意し、昨年から受験勉強に取り組んでいました。おかげさまで、先日、無事合格し、社会福祉士登録をすることができましたので、ご報告させていただきます。 今後はより一層、社会福祉の分野と効果的に連携していきた

bottom of page